少人数フォトレッスン/hiromi流撮影方法

運動会撮影のコツ〜競技内容を把握しましょう〜

こんばんは。出張カメラマンのひろみです。
昨日、延期になっていた運動会の、午後の部が無事に行われました!

運動会の撮影方法、カメラの設定については、5月にブログでご紹介しましたので、ここでは省きますね。
上の写真は80メートル走です。お子さんが、何レース目の何コースを走るのか、事前に把握しておきましょう。画面の中央にお子さんが大きく入るようにし、連続シャッターで追い続けるとピンぼけを防ぎやすいです。

こちらは、グループ毎にグラウンドいっぱいに広がって長縄跳びをしているところです。会場の図を書いて、前日のうちにどの辺りでやるのかを聞いておくとよいでしょう。また、靴下の色を目立つ色にしたり、ハイソックスにしたりして、ご自分のお子さんがわかりやすいように工夫しているというお母さんもいましたよ♪

5、6年生合わせて約200名による表現、組体操。演技をする場所がどんどん変わっていくので、どのあたりにいるのかを前もって知っておかないと、写真やビデオを撮る事はおろか、見る事さえもままならないかもしれません。

こちらは私の友人のお嬢さんです。移動する前には、そっと「次はあっちのほうに行くよ〜」と手振りで合図を送っていました。なんてかわいいんでしょう♪ウチの子達とは全然違うなぁ〜と羨ましく思いました♡

私は写真を撮る事が好きで、それが仕事でもあるので、運動会も上手く撮りたいと思うし、自分が知っている事は教えてあげたいとも思いますが、もしも学校専属のカメラマンが写真やビデオを撮って販売してくれるのならば、当日はゆっくりと見ることだけに集中するのが一番よいのかもしれません。
ちなみに、私はビデオ撮影にはまだ取り組んでいないので、こどもが保育園の時には、業者さんの撮ってくれたビデオを購入していました。小学校ではそれが無いので残念です。

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コンデジIXY400を初めて使ってみて

こんばんは。出張カメラマンのひろみです。
先日「こどもが使うおすすめのカメラ」について、ご意見大募集したところ、私の友人が、今は使っていない中古のカメラをもしよければ譲ります!と申し出てくれて、それが今日私の手元に届きました♪

中古だし、取扱説明書が見つからなかったとのことで、友人は気兼ねしているようでしたが、使い方は私が理解し、説明出来るようにすれば大丈夫かなと、1日〜2日触らせてもらう事にしました!
でも、調べてみたら、今はネット上で取り扱い説明書をダウンロード出来るんですねぇ〜本当に便利な世の中になりました。ちなみにIXY400の取説ダウンロードはここからできます。

それで、早速長男の靴下!?を撮ってみました。何にも考えないでオートで撮ろうとすると、見事にピンぼけ写真になりました。苦笑

↓こちらは3枚目にしてようやくまともに撮れた写真!笑

どうして初めの2枚がピンぼけになってしまったのか、自分なりに分析してみたところ、まずピントを合わせる為に、カメラからオートフォーカス補助光が出ていたのですが、その最中にシャッターを切っていました。さらに、勝手にフラッシュが焚かれてしまうのが嫌だったので、3枚目ではフラッシュを発光禁止にして、ぶれないように肘を固定して撮影しています。
ちなみにEXIF情報(撮影データ)を見てみると、絞りはF4.9 シャッタースピードは1/8秒 ISO感度はオートでした。

実はシャッタースピード1/8秒という値は、写真を仕事としていない一般の方は、多分ぶれてしまうと思います。なので、マニュアル設定でISO感度を400に上げてみました。それによってEXIF情報は、絞りF4 シャッタースピードは1/50秒に変化しました。
1/50秒だとだいぶブレにくくはなるのですが、足の色の暗い部分がややざらついた感じというか、発色がやや気になります。(高感度に設定するとそうなりやすいです)

足の色をより美しく表現する為に、こちらはフラッシュを焚いてみました。EXIF情報は、絞りF10 シャッタースピード1/8秒。
シャッタースピードがまたブレやすい値になってしまうのですが、フラッシュの光った一瞬だけは止まって描写されるので、シャッターを切る前後もカメラは絶対に動かさないという心づもりで、肘を床やテーブルなどに固定する事で、ブレはかなり防ぐことが出来ます。
フラッシュを使った方がよいか、使わない方がよいかは個人の好みとし、可能ならば両方撮っておき、後で選べば良いでしょう♪

最後に、コンパクトデジカメで、どこまで寄る事が出来、どう再現されるのか試してみたくて、部活で疲れて寝ている長男にそっと近寄ってみました。
ピントがきちんと合ったことを示す、四角い枠が表示されるまでじっくり待ってから、静かにシャッターを切るのがコツです。

現在発売されているコンパクトデジカメは、更に機能が向上し、ここに記したような心構えは必要ないかもしれませんが、少し古い型のコンパクトデジカメを使っていて、うまく撮れないと嘆いている方へ、少しでもお役に立てれば嬉しいなぁ〜と思って書いてみました♪

ご意見はフェイスブックページ結婚式と家族写真の出張撮影HIROMIPHOTOでお待ちしています☆

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花火写真の1人反省会

こんばんは。出張カメラマンのひろみです。
今年はまともに花火大会を見ていなかったので、やっぱり見ておきたくて昨晩熱海に行ってきました。朝から雨も降っていたので、熱海観光協会に問い合わせたところ、「雨でも開催します」とのこと。大雨や暴風、台風接近の恐れがない限りは、一般に開催されることが多いようですね。

さて、私達は寒さ対策や飲食物の準備も万全に、早々に湯河原を出発しました。現地には2時間程前に到着し、花火の打ち上がる場所を確認、撮影場所も確保して、ワイワイ言いながら待ちました。
ここで1つ目の反省
三脚は、「ここで写真を撮ります!」とアピールするためにも立てておいたのですが、最大に広げると通行人の邪魔になると思ったので、2/3の高さに押さえてありました。ですが、花火撮影テクニックによれば、最初から最大の高さにしておいた方がよいとのこと。次回はそうしたいと思います♪

これは露出オーバーでした。湯河原の花火大会と比べると、発数が断然多く、打ち上げる間も短いので、同じ露出の感覚でいたのではダメなんですね〜。今年中にリベンジしたいです!

リンク先の小野里公成さんの作例を見ると、自分の撮った写真は、欲張って花火をたくさん入れようとしていて、まだまだだなぁ〜と感じました。右側の一発だけを縦位置で、花火が収まるように狙った方が、スッキリと上品な写真に仕上がった事でしょう。

花火撮影のテクニックのページは、丁寧に説明されていて読むのに時間がかかりましたが、なぜそうなのかがわかるので、ぜひお時間ある時にじっくり読んでみて下さい。

以下は次回花火大会撮影のための、覚え書きです。
1 レリーズ、懐中電灯(ミニライト)を忘れるべからず
2 場所取りが重要。3時間前にレジャーシート+三脚の足を一番長くして待機するべし。
3 大会プログラムを入手し、打ち上げ場所と開催時間を確認しておくべし
4 ISO感度は100もしくは200に設定するべし
5 絞りはF8〜F11で (F16だと夜景が寂しくなってしまう)
6 シャッタースピードは8秒〜4秒(10秒では長かった)
7 ピントはマニュアルフォーカスで無限遠に設定
8 最後のスターマインは、絞りF22で、2秒から1秒で撮ってみる

既に実践していたこともありますが、今日新たに加えた項目もあります。花火写真を上手く撮りたいと思う方の参考になれば嬉しいです♪

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こどもが使うおすすめのカメラ

こんにちは。出張カメラマンのひろみです♪今日も過ごしやすそうなお天気ですね〜

さて、昨日「こどもでも十分楽しめるおすすめのカメラってありますか」とご質問をいただきました。ちなみにカメラに興味を持ち始めたのは、小学2年生と年長さんの元気いっぱいな男の子です。

まず、私は以下のようにお返事し、フェイスブックとツイッターでも友人知人に助けを求めたところ、いろいろなご意見をいただくことが出来ました!質問して下さった方だけでなく、お子さんのお誕生日などにカメラをプレゼントしてあげたいと思っているパパ&ママさんにも参考になればと思い、こちらでもご紹介しますね。

なお、「他にもこんなのがあるよ〜」など、引き続きご意見はフェイスブックでどんどん募集しています。

——————-ここからが私の最初のお返事です——————

お子さんも使えるカメラ、もしくはお子さんが使うカメラをお探しなんですね♪
ちなみにうちの場合は、小3の次男は古い携帯電話のカメラ機能で撮りまくって楽しんでいますが、きっとそれでは納得できないのでしょうね〜

お子さんが、もし私が使っているような一眼レフを望んでいるとしたら、お値段も張りますし、扱いも心配ですよね。ママさんと旦那さんのどちらかが必ずついていて、落とさないようにとか、ぶつけないように常に気を配っていないと修理代も高く付いてしまうので、もう少し大きくなるまで待った方がいいのかな〜という気がしています。

そこで、調べていてこれはいいかもと思ったのは、お値段が25000円くらいなのですが、大人も海などでも使えるので、もし家にコンパクトデジカメをお持ちでないなら、良いかもしれないな〜と思いました。

RICOH PX

それで、もっとお安くて手頃な、お子さんだけが使うカメラの場合は、ハードオフや、キタムラの中古コーナー、オークションなどで、少し古い機種のコンパクトデジカメがお安くなっているので、そこから口コミの評価の高い物を選ばれると良いかと思います。

私は一眼レフしか使った事がないので、コンパクトデジカメのことがわからなくて申し訳ないのですが、口コミは、価格.comなどでも知る事ができます。

そして、トイカメラの場合はこちら。一番上のレゴカメラがお子さん達にウケるかも♪
おすすめのトイカメラ

——–お返事はここまで——————————

そして具体的なおすすめカメラ情報を募集したところ、

OptioWG
こんなのはいかがですか?
耐衝撃性能があるので、子供がちっとやそっと乱暴に扱っても大丈夫みたいな^^

↑かっこいいですね!私も欲しいです。笑
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「お子さんの意見を聞かれるのは?多分、ご両親が持ってるのや、回りに方が持ってる物に興味が有るのではないかと…
特に男の子ならカッコいいが基本だと思いますし、直ぐ飽きるか壊されるのがオチだと思うのでハードオフジャンク品を一押し致します
家は最近まで奥さんが使ってたのがジャンクで買ったFinePix S602(¥1500)でしたが結構使えました
見た目も一眼ぽくってかっこ良いし、なにより当時価格12.5万円の高級機ですし( ̄▽ ̄;)

基本、保証は無いので返品は効きませんが、古い機種に多い乾電池で動く物なら現地で動作確認いたします。壊れるまで飽きずに使ってくれれば良いですが多分… 小さい男の子ならレンズが飛び出すとかストロボが飛び出すとかのギミック物の方がウケるかと(´∀`笑)」

↑「乾電池で動くもの」は大事なポイントですね!それから、ジャンクコーナーの物でも動作確認してくれるんですね!それなら安心かも。
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「ふと思ったのが、ピンホールカメラはだめですかね?もっとかっこいいのだったらトイカメラもプラ製で大人の科学マガジンで二眼が付録のは?結構リアルですよ♪
あまり参考になりませんが楽しくて書いてしまいました。」

↑ ピンホールカメラもおもしろそう♪そして大人の科学マガジン、マニアックな感じでいいですね〜
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「トイカメラもいいんですけど、素の色が出ないと思います。
しかも壊されても惜しくない程度で簡単に撮れるカメラがいいのでは?
特価で6000円程度のPENTAXのコンデジとかFinePixとか。」

↑ トイカメラの色合いが好きな方もいらっしゃるとは思いますが…、壊されても惜しくないお値段に納得です!
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「私は仕事用に買ったμ-Toughを持たせてます。
カメラを大切に扱って欲しいけど、それを気にし過ぎても楽しめないので。
Amazonで1万円しなかったけど、良いカメラですよ~。」

↑ これもとってもオシャレなカメラですね〜
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フェイスブックにコメントをお寄せ下さった皆様、本当にありがとうございました♪
やはり私だけでは思いつかなかった事がどんどん出てきますね〜感謝です♡

フェイスブックへの登録はとても簡単なので、もしまだ始めていない方は、この機会にやってみませんか?これを機に交流がひろがっていくと嬉しいです♪

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カメラのメンテナンス

こんにちは。出張カメラマンのひろみです。
唐突ですが、皆さんカメラのお手入れや保管はどのようにしていますか?私の友人達は、お手入れや保管に今まで気を配った事がなく、カメラ全体にカビが生えて捨ててしまったことがあるという人もいたので、ここで簡単にご説明しお役に立てたらと思います♪

我が家では、写真のような5つのメンテナンス道具を使用し、専用の防湿庫で保管しています。
道具については、上から時計回りに、綿棒、ブロアー、クリーニングクロス、クリーニングペーパー、レンズクリーナーです。

以下にデジタル一眼レフカメラのお手入れ方法を簡単に記しますね。

〈カメラボディのメンテナンス〉

まずボディ外装の埃を払い、次にミラーなど内部の埃をブロアーで吹き飛ばします。このとき外の埃を内部に吹き込まないように、またミラーには触らないように注意します。

マウント面(レンズとの接地面)の汚れをクリーニングクロスで丁寧に拭き取ります。

接眼レンズ(ピントを合わせたりするのに使用する覗き窓)の汚れを、クリーナーと綿棒で綺麗に清掃します。
ここを綺麗にすると、次回からの撮影がとても見やすく快適になります♪

なお、潮風や汗など塩分を含んだ汚れに対しては、真水を含ませた木綿を固く絞ったもので塩分を拭き取り、乾いた布で拭きあげ、乾燥させます。

〈レンズのメンテナンス〉

レンズ表面の埃をブロアーで吹き飛ばします。

クリーニングペーパーにクリーナー液を2滴ほどつけて、レンズの中心から周辺に向け、渦を描くようにクリーナーを塗ります。

拭き取る時も、こするより塗り広げる感じでぬぐい取ります。

マウント面(レンズとの接地面)の埃を吹き飛ばします。

電気接点部を布で空拭きします。

乾いた布でレンズ鏡胴部(胴部分)をよく空拭きします。

ボディとレンズが綺麗になったら、カメラバックもチェックしてみましょう。
内部のゴミを掃除機で吸い取ったり、時々は陰干しにして、布地や緩衝材が吸い込んだ湿気を抜いておきましょう。

〈保管について〉

いちばん良いのは、カメラをしょっちゅう使う事です。また長く使わないときは電池を外し、カメラやレンズをカメラケースに入れたままにしないでください。

なお、ニコンサービスの平野さんがおっしゃるには、
「カメラの保存は、埃よけをかけておいて、部屋の風通しの良い場所にかけておくのがいちばんいいんですよ」だそうです。

「内部奥深くまでカビさせてしまうと、清掃もたいへんですが、お値段もたいへんなものになってしまいます」とのこと。

皆さん、気をつけましょうね〜♪

ご意見、ご質問などはフェイスブックもしくは、ツイッターアカウントhiromiphotoにて承っています。

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広報紙用顔写真の撮り方〜hiromi photo流〜

こんばんは。出張カメラマンのひろみです。突然大きな顔写真が現れてびっくりしましたか?

今日は前から友人に聞かれていた、「学校広報誌に載せる、先生紹介の為の、顔写真の撮り方について」私なりのやり方をお話したいと思います。

まず、なぜ友人が私に助言を求めたのか、聞いてみました。彼女は小学校の広報委員をやっていて、広報誌に先生方の顔写真入りの紹介記事を載せるため、PTA総会の日に体育館で、先生方がおひとりずつ挨拶をされる時に望遠レンズで撮影したのだそうです。ところが、思ったように綺麗に明るくは撮れなかったのだそうです。

彼女が言うには、「やっぱり三脚を使えば良かったのかな〜」と。

確かに三脚は使わないよりは使った方が良いと思います。持っているのならばなおさらです。

それから、もしも可能ならば、総会で先生がしゃべっている瞬間を遠くから望遠レンズで撮るのではなく、総会の前後に写真撮影の為の時間を少し設けてくださるよう事前にお願いすると良かったですね。と伝えました。

しゃべったり、動きのある中から良い表情を切り取るのは、プロならばそれが仕事ですが、一般の方にはとても難しいと思いますし、話の途中にシャッターを切ると、口元が歪んでしまったり、目線がずれてしまったりすることもあるのではないかと思うのです。

なので、総会の前後に、体育館の中でも自然光が入る明るめの場所を探し、背景がごちゃごちゃしていないところを選びます。そこで、50㎜前後の標準レンズを使用して撮影(ズームレンズの場合でも50㎜前後を使用)すれば、望遠レンズで撮影するよりもブレの心配が少なくなります。
ブレを防ぐ方法として、50㎜レンズならば、1/50秒よりも早いシャッタースピードで。200㎜のレンズならば、1/200秒よりも早いシャッタースピードで撮影することが奨励されています。

ここでは実際の先生の写真を載せる事は出来ないので、代わりに息子に協力をお願いしました。ふざけてばかりで、ヘン顔になっていますが、お許し下さいませ♪
写す範囲は、このように胸から上がいいと思います。そして出来れば、どの先生も顔の大きさがだいたい同じくらいになるように撮っておくと、後の作業がとても楽になります。

露出は、マニュアルモードで、ISO400、シャッタースピード1/80秒、絞り2.5、レンズは50㎜1.4です。

ISOと言うのは、フイルムを使っていた時のことを思い出して欲しいのですが、感度100のフイルム、感度400のフイルム、感度800のフイルムがありましたよね。

HIROMI PHOTO流にとても大雑把に言うと、
屋外でそれほど動きの激しくない人物、風景、花、静物などを撮る時には、ISO感度100
屋外でスポーツ、スナップなど動きのある撮影をする時や、明るい屋内で人物、花、静物を撮る時には、ISO感度400
屋外で夕方〜夜のスナップ撮影をする時や、光量が十分でない屋内で人物撮影をする時には、ISO感度800

こんな感じで、状況に応じてISO感度を変えてもらえたら、今後の撮影が違った物になるのではないかなと感じています。

ちなみに、長男の顔写真の撮影データは
ISO感度400ですが、これがもしISO感度200やISO感度100として、絞りは変えずに同じ明るさに写真を撮ろうとすると、シャッタースピードが以下のように変化し、一段ずつ遅くなってしまいます。

ISO感度400、シャッタースピード1/80秒、絞り2.5

ISO感度200、シャッタースピード1/40秒、絞り2.5

ISO感度100、シャッタースピード1/20秒、絞り2.5

50㎜レンズを使用しているので、1/50秒以上のシャッタースピードが良いわけですが、ISO感度100ではブレブレ写真になってしまう可能性が大きくなってしまいます。

最後に、コンパクトデジカメをお使いの方や携帯電話で写真を撮る方に多いようなのですが、写真を撮る時に片手でシャッターを切るとぶれてしまう可能性がとても高くなります。カメラ自体は軽くて片手で持てる物であっても、シャッターを切る際には、両手でしっかりとカメラを固定して、きちんとピントが合っている事を確認してからゆっくりとシャッターボタンを押す事をオススメ致します。

長くなってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
もしよろしければ、疑問に思った事などをフェイスブックやツイッターから教えて下さい。私なりの考えになりますが、お役に立てたら嬉しいなと思います♪
グーグルやヤフーの検索窓に「フェイスブックページ 結婚式と家族写真の出張撮影HIROMIPHOTO」と入力していただけたら、たどり着けると思います。ご意見ご感想お持ちしています♡

Posted by hiromi in 少人数フォトレッスン/hiromi流撮影方法

スイーツ撮影時のカメラ設定〜hiromi流〜

こんばんは。出張カメラマンのひろみです。
時々、友人知人から、写真の撮り方を教えて欲しいと言われる事があります。何を撮りたいのかによって、カメラの設定方法も、撮り方のコツも変わってくるかと思うのですが、もし私でもお役に立てるのならばと、不定期ですが、少しずつ更新してゆこうかと思っています。

ただ、私は初めて手にしたカメラが、ニコンのNEWFM2というフルマニュアルカメラ(露出も、フォーカスも、全て自分で合わせるカメラ)で、その後もずっとニコンの一眼レフカメラを愛用してきたので、他のメーカーのことや、コンパクトデジカメのことがあまりよくわかりません。撮り方という点で共通する部分はあるかと思いますが、何とぞお許し下さいませ。

さて、早速スイーツの撮り方ですが、私の場合は、まず窓際にテーブルを移動します。撮影する時間は、自然光が入る日中で、陽射しが強い場合には、レースのカーテンを引いておきます。

そして、スイーツに合いそうなお皿に綺麗にケーキを盛りつけ、まずは写真を撮る前に、ケーキをどのような角度に置いたら美味しそうに見えるか、また、カメラ位置はどこから狙ったらより美味しそうに見えるかを、前後左右しながら観察します。

ケーキの位置が決まったら、次はケーキの周辺で、暗くなっている部分はないかを確認します。上の写真の場合には、左側に大きな窓があり、そこから光が差し込むので、向かって右側が少し暗くなります。その部分を、スケッチブックなど白くて面積の大きなものをレフ版代わりに利用し、影になっている部分を明るくします。

ここまで準備ができれば、今までとは一味違った写真になるのではないかと思うのですが、参考までに私のカメラ設定も載せておきますね。

ニコンD700  AF NIKKOR 50mm/1.4D  絞りF2.5  シャッタースピード 1/250秒  ISO 400 ホワイトバランス オート

さて、いきなり、絞りもシャッタースピードも自分で考えて撮影してみて!と言われても敷居が高いかもしれないので、まずはいつも使っているモードで撮影をしてみてくださいね。
次に、もしお使いのカメラに、お料理撮影のモードや、室内撮影のモード、お花を撮影する時のモードなどがあれば、それらでもぜひ試してみて下さい。そしてそれぞれの写り方の違いを、出来ればパソコンなどの大きな画面で見比べてみて下さい。

どうでしたか?思い通りに撮れていたモードはありましたか?

もしも上記のモードで満足することが出来なかった場合、まずは、絞り優先モードからスタートしてみる事をオススメします。スイーツの撮影は、後ろを大きくぼかしたい場合が多いでしょうから、絞りの値は小さな数字に設定します。(ここでは絞り2.5ですが、お使いのレンズの最小絞りでもよいかもしれません)

絞り優先モードで、絞りを3.5や4以下に設定し、シャッターを切った時にブレずに写せればそれで良いのですが、もし室内の明るさが足りずにぶれてしまうようでしたら、ISO感度を上げて下さい。(200→400、400→800など)

最後に、この撮影では、適正露出よりもやや明るめに露出を設定しています。なので、絞り優先モードで撮られる場合で、このように明るめに撮りたい場合には、“露出補正”を行う必要があります。露出補正ボタンやダイヤルがカメラのどこかに付いていると思いますので、カメラの使用説明書を見ながら確認してみて下さいね。

その露出補正を、+0.3とか、+0.5とか、これも少しずつ値をずらして何枚か撮ってみます。そしてその中から自分好みの色味を決めていって下さい。

長くなりましたが、いかがでしたでしょうか?
今後このような撮影方法を、フェイスブックページでも時々ご紹介してゆこうかと思っています。こんなことについて知りたいなど、ぜひ皆さんのご意見を聞かせて下さいね。

なお、ブログへのコメントは受け付けておりませんが、「フェイスブックページ 結婚式と家族写真の出張撮影*HIROMIPHOTO」で検索していただくと、フェイスブックページがご覧頂けます。ぜひ「いいね!」の応援とともに、ご意見、ご感想を聞かせて下さい♪

Posted by hiromi in 少人数フォトレッスン/hiromi流撮影方法

運動会撮影時のカメラ設定〜hiromiの場合〜

こんばんは、出張カメラマンのひろみです。毎度ご無沙汰していてごめんなさい。おかげさまで元気にしています♪

さて、一昨日の土曜日は中学校の運動会でした。広報委員のとっても目立つ黄色い腕章をして、朝から一日撮影をしていました。そうしたら、知り合いのお母さんが近寄って来て、
「最近、旦那が一眼レフを買ったのだけれど、どのモードで撮ったらいいの?」と聞くのです!

運動会当日になって、しかも、もうすぐそのお子さんのリレーが始まるというのに、一体どんなアドバイスができるというのでしょう。(私が代わりに撮った方が早いわ〜。笑)

なので、運動会がまだこれからのお父さんやお母さんにお伝えしたくて、今日はブログを更新したいと思います。
ぜひ、ぶっつけ本番ではなく、試し撮りをたくさんしてください!!そして、ご自分のカメラの機能を再確認して下さい♪

具体的には、公園などの広く安全な場所で、お子さんにカメラに向かって(下の写真のように前後方向に)走って来てもらい、連写機能があればそれを使ってバシバシ撮ってみましょう。

露出モードに関しては、私が使用しているカメラの場合は、プログラムオート、シャッター優先オート、絞り優先オート、マニュアルの4種類ですが、お使いのカメラによっては、スポーツモードなどもあるかもしれません。
いろいろなモードを試してみて、ご自身が一番使いやすいと感じたものを使っていくとよいと思います。

ちなみに、私のこの日のカメラ設定等は、
nikonD700・AF80-200/f2.8・ISO400・オートホワイトバランス・マニュアル露出・コンティニュアスAFサーボ(予測駆動フォーカス)
シャッタースピードと絞りは、それぞれの写真の下に記してあります。

仲間を作ろう

絞りF4.5・シャッタースピード1/2500秒

初めはピンボケばかりかもしれませんが、何度か試して行くうちにコツがつかめてくると思います。
なお、フォーカスは予測駆動フォーカスと言って、シャッターボタンを半押ししている間は被写体の動きに合わせてピントを追い続けるモードに設定しています。ご使用のカメラによっては、「動体予測AF」などと、言い方が多少違いますが、そのような機能があったらぜひ使ってみましょう♪

次に、今度はカメラの前を横切るように(下の写真のように左右方向に)お子さんに走ってもらいましょう。

一年生全員リレー

一年生全員リレーにて
絞りF4.5・シャッタースピード1/2000秒

こちらは、こどもの走るスピードに合わせて、カメラの向きも変えながらシャッターを切っています。難しく感じるかもしれませんが、何度かやってみるとコツがつかめてくると思います。

さて、これでふたつの撮影方法をすごく簡単にご説明しました。どちらの方法がやりやすかったか、また、その撮影を生かす為には、運動会当日にどこを撮影ポジションに選んだらよいのか、お子さんとプログラムや撮影可能な場所等も前日のうちによく確認しておかれるとよいと思います。

2年生リレー

2年生リレーにて
絞りF4.5・シャッタースピード1/2500秒

小ムカデ競走

小ムカデ競走にて
絞りF4・シャッタースピード1/4000秒

もうすぐゴールだ!頑張ろう!

ゴールはすぐそこなのに、転んでしまったムカデさん。
絞りF4・シャッタースピード1/4000秒

〜最後に〜
シャッターを押せば、誰でも簡単に写真が撮れる時代ですが、より良い写真を残したいと思ったら、取扱説明書と仲良くなるのが近道だと思います♪もちろん初めから最後まで全部読んでくださいなんて言いません。笑

索引から「シャッタースピード」や「動体予測(予測駆動)」など、気になった言葉だけでも調べてみると良いと思いますし、もしも「こんな時には?」(ニコンの取説には、最後の方に載っています)というようなページがあれば、そこだけを拾い読みしてもよいと思います。

少し知識を身につけたら、後は実践あるのみです。プロでも、たった一度のシャッターチャンスで、決定的瞬間を捉えるのは難しいもの。楽しく試し撮りをして、当日までに腕を磨いておきましょう♪

さて、お知らせです♪
現在ホームページをデザイナーさんに作り替えてもらっています。そして、その最終段階として、ブログも、新しいホームページに合わせてデザインしていただくことにしました。
そのため、一週間程ブログの更新をお休みさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

Posted by hiromi in 少人数フォトレッスン/hiromi流撮影方法

室内で動くこどもを撮るには

こんにちは、出張カメラマンのhiromiです。
昨日は時折雨が降る中、地元の小学校にて、こども会連合のレクリエーション大会が行われました。

色別対抗リレー

こども達の楽しそうな顔や、大人の真剣に走っている姿に、見ているこちらまでほっこりしました♪

さて、今回は役員として参加したので、外付けストロボも無し、50ミリレンズ一本のみで、写真はあまり撮らなかったのですが、
「体育館で撮ると暗くなっちゃうし、難しい〜」とのことで、仲間から意見を求められたので、こちらでもちょこっと書いてみますね。(お使いのカメラによっては、出来ない事もあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ〜)

まずISO感度を高くします。(ISO感度って何?と思われるかもしれませんが、とにかくカメラの取り扱い説明書の索引を見て、設定してみて下さい。)

これだけでも今までよりも明るく撮れるようになった!と友人は喜んでおりましたが…

次に、絞りを変えられるカメラの場合は、絞りの数値を小さくしてみてください。(ニコン一眼レフカメラ、私の場合は、Mマニュアルモードか、S絞り優先モードを使用しています。)

ISO感度を高くし、絞りを開ける(絞りの数値を小さくする)ことで、早いシャッタースピードが切れるようになり、ブレブレ写真を防ぐ事ができます。

最後に、カメラを連続撮影モードにします。そして、こどもが通るコースを予測し、ファインダーを覗いて(液晶画面を見て)シャッターを切りたい場所をイメージしておきます。

上の写真の場合には、最初から風船や床にピントを合わせておき、こどもがそこを通る瞬間に連続シャッターを切っています。そうする事によって、シャッターチャンスとピントの合った写真を撮りやすくなります♪

自分のこどもが第一走者でない限りは、他のお子さんが走る時に是非テスト撮影をしてください。そこで明るすぎたり暗すぎたりしたら、ISO感度を変えて、またトライしてみて下さいね。

ちなみに、昨日の撮影では、
ニコンD700
ISO感度1250〜2000
Mモード 絞り3.5 シャッタースピード1/160〜1/320秒
ホワイトバランス オート
に設定しています。

Posted by hiromi in 少人数フォトレッスン/hiromi流撮影方法

大満足!のグラタン


どうです?このパンの厚み!パンをくり抜いた中にエビグラタンがたっぷりと詰まっていて、しっかり食べる派の私でも食べきれなかった程のボリュームでした。
 このお料理を提供してくれるのは、湯河原町の桜木公園近くにあるトルティーノさん

ランチタイムには、ミニサラダとコーヒー(or紅茶などの飲み物)、食後にアイスクリームもついて1000円ちょっとという嬉しさです。イタリアンがお好きな方には絶対お薦め♪

〜撮影データ&撮影法〜
ニコンD70 AF NIKKOR 50mm/1.4D 絞りF2.5  シャッタースピード 1/125秒  ISO 400 ホワイトバランス オート

□ まずお店の中で自然光が差し込む席が空いていたら、その場所に座ります。少しでも明るい方が手ぶれを防ぐ事ができるし、お料理に柔らかい光が当たる事で、より美味しそうに見えます。

□ 飲食店では、外付けストロボなどをつけて撮影しようとすると大げさになってしまい、他のお客様の迷惑になりかねないので、ノンストロボで撮影します。

□ お料理全体が入るように撮ってももちろん良いのですが、2枚目以降シャッターを切る際には、画面からはみ出すくらいに大胆にフレーミングしてみると、そのお料理の特徴を捉えた写真が撮れるかもしれません。ここではパンの高さを強調したかったので、それがよくわかる角度を探して撮影しました。

□ お料理の撮影をするときのレンズは、もしズームレンズでしたら、広角ではなく望遠側にし、少し離れて撮ると良いと思います。マクロレンズをお持ちの方は寄って撮れそうですね。

Posted by hiromi in 少人数フォトレッスン/hiromi流撮影方法