こんばんは。結婚式と家族写真の出張撮影*HIROMIPHOTOカメラマンの、米山ひろみです。
今日は、湯河原町の料亭小宿ふかざわさんで自主上映された映画「うまれる」を鑑賞してきました。
映画の中では、
・両親の不仲と、こどもの頃に虐待された経験から、親になることを戸惑うご夫婦。
・出産予定日に、お腹の中で我が子が亡くなってしまったご夫婦。
・こどもを望んで不妊治療を9年続けたものの、授からない人生を受け入れたご夫婦。
・完治しない障害を持つお子さんを育てるご夫婦。
4組のご夫婦を中心にストーリーが展開してゆきました。そして、その中から今回私が受け取ったメッセージは…
*赤ちゃんは、うまれる前に親を選んでうまれてくるということ。
*人は皆、この世にそれぞれの役割を持って生まれて来ている。
そしてそのもっとも強い想いは、お母さんを喜ばせたいという気持ちである事。
*あなたは人の役に立つ事をしていますか?
*人生を楽しんでいますか?
3つ目と4つ目に関しては、私たちがあの世に行った時に、その入り口で2点だけ聞かれるのだそうです。「地上で、人の役に立つ事をしてきましたか?」「人生楽しかったですか?」と。
その答えにより、天国に行けるかどうかが決まるらしいです。笑
私は2人の男の子を授かることができましたが、今家族4人が元気に暮らしていられるのも、決して当たり前ではなく、毎日が感謝すべき奇跡的なことなんだなぁと改めて感じました。
赤ちゃんが親を選んで生まれて来るという事については、上映後に、池川クリニックの池川明先生がお話ししてくださいました。
信じる信じないは自由ですが、と前置きをされた上で、保育園や幼稚園に通っているお子さんに、「なぜこの世に生まれてきたのか」や、「どんな風にしてやってきたのか」を聞くと、体内記憶を持っているお子さんは話してくれるそうです。
「ぼくね、雲の上にいてね、あーあそこの家がいいな。行きたいなって思ったんだよ。だからぼくここに来たんだよ。来てよかった。」5歳の男の子が話してくれた言葉だそうです。
私は残念ながら聞くタイミングが合っていなかったのか、先のお子さんのようなお話を聞き出す事は出来ませんでしたが、もしも我が子からこんなふうに言われたら、とても嬉しくて、感動して、ギューと抱きしめると思います。
池川先生がおっしゃるように、こどもは親を喜ばせる為に生まれて来てくれるのかもしれません。
そして、親である私達は、ただそのことを素直に感じ、受け入れるだけでいいのかもしれません。それなのに、育児のやり方が間違っていないだろうかと不安になってしまったり、良い母親でいなければと頑張りすぎて、イライラしてしまったり…
この映画では、こどもは全てを知っていて、その上であなたを選んで来ています。だから、あなたも肩の力を抜いて、あなたらしく生きてみて〜と言ってくれているような気がします。
映画の中では、出産予定日にお腹の中で亡くなってしまった赤ちゃんも、障害を持って生まれて来た赤ちゃんも、最初から自分の運命を知っていて、この世に生まれて来ると言っています。約束の日まで精一杯生きる事が、その赤ちゃんの役割なのです。
お子さんを亡くし、悲しみに暮れ、自分を責めてしまうお母さんに、このことを伝えてあげたい……
亡くなったつばきちゃんの気持ちを代弁して書かれたお手紙のシーンでは、涙が止まりませんでした。
そして、赤ちゃんを授からない人生を受け入れた女性も、その苦しさや辛さを医療関係者に伝えることを、ご自身の役割としていらっしゃいました。
私の役割は、
出産前に不安をかかえている妊婦さんの気持ちを少しでもやわらげ
出産後は、慣れない赤ちゃんのお世話で疲れたり、自信をなくしているママがいれば力になり、
2〜3才のイヤイヤ(反抗)期に困っているママがいれば、一緒に見守り、ママのお話に耳を傾けたいと思っています。
そして、ママとお子さんが肌と肌をくっつけてむぎゅっと抱き合い、お互いに大好きだよと思う気持ちを、ずっとお部屋に飾っておきたくなるような写真にしてお渡ししてあげたいなぁ〜と思っています。
ちなみに、家族の写真がお部屋に飾ってあるご家庭は、円満な家庭であることが多いのだそうです。
今日も最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。