結婚式の出張撮影〜支度終了後〜
投稿日:2009年7月12日
先週撮影させて頂いた2組のお客様が、どちらもブログへの掲載を快く受け入れて下さり、なおかつブログにアップする事をとても楽しみにしているとのことでしたので、結婚式場での結婚披露宴と、ホテル内レストランでのご親族お食事会の様子を、当日の流れが分かるように、何回かに分けてご紹介してみたいと思います。
まず、メークシーンまでは、先日とその前の記事で書かせて頂きましたので、今回はその後の話をしますね。写真は、熱海のホテル、ヴィラ デル ソルのスイートルーム。
お支度が終わったら、早速撮影開始です♪
まずは花嫁さんに、「新郎さんにブートニアをつけてあげるような感じで」お願いしました。
次に、身長170センチ!と、モデル並みの花嫁さんの美しさが引き立つよう、実際にポーズを見せながら真似て頂きました。
この日はご会食のみで、挙式はありませんでしたが、お支度が早く済み、撮影タイムに余裕がありましたので、指輪の交換風のカットも撮ってみました。
この後も、エントランスやテラスでの撮影が続きますが、次回のお楽しみに。
〜撮影データ〜
2枚目の写真
ニコンD700
AF NIKKOR 50mm/1.4D
マニュアル露出 絞りF3.2 シャッタースピード 1/400秒
ISO 400 オートホワイトバランス
結婚式の出張撮影〜花嫁オーラ出るかな?〜
投稿日:2009年7月9日
結婚式の一週間程前に、新婦さんと最終打ち合わせでお会いした時の事。
「私、まつげが短くて〜。それと、私にも花嫁オーラが出るのかな?なんだか自分にはそんなの無いような気がして…」と、笑いながらおっしゃっていました。
とても人懐っこい性格で、明るく笑顔もかわいいKさんだったので、
「大丈夫、心配しないで。結婚式当日の花嫁さんは、みんな輝いているから♪ Kさんはいつものように、ただそこに居てくれるだけでいいの」と伝えました。
お支度が完了する間際の、メークルームでの撮影が、結婚式の中で私が一番好きな時間かも知れません。綺麗になっていく花嫁さんを見ていると、自分も幸せな気持ちに包まれてゆくような気がします。
〜撮影データ〜
ニコンD700
AF NIKKOR 50mm/1.4D
マニュアル露出 絞りF2.5 シャッタースピード 1/50秒
ISO 500 オートホワイトバランス
結婚式の出張撮影〜粋なウォレット〜
投稿日:2009年7月6日
昨日は、結婚式の撮影のため平塚へ。七夕祭りの最終日でしたので、早めに現地入りし待機していると、ちょうど新郎さんもロビーに降りて来て、友人達とご挨拶&記念撮影♪
新婦さんはお支度に1時間〜1時間半程かかるけれど、新郎さんはそんなに時間がかからないから、メークルームに居ても手持ち無沙汰なことが多いんですよね。
今回は新婦さんから、「新郎もたくさん撮って下さい♪」とリクエストがありましたので、ジャンジャン撮りました。
そしてその時気になったのが、新郎さんの身につけていたロングウォレット。
和柄のジーンズのポケットの中に入っていたのは、桜の花びらがデザインされた、和柄の札入れ!粋だわ〜。
知人がレッドムーンで制作しているから、ついつい目がいってしまったのかも。笑
シルバーのボタン部分には“花山”と彫られているのですが、ここに自分の名前や好きな言葉を入れられたら、もっといいだろうなぁ〜なんて思いながら見ていました。
〜撮影データ〜
ウォレットの写真
ニコンD700
AF NIKKOR 50mm/1.4D
マニュアル露出 絞りF2.5 シャッタースピード 1/50秒
ISO 640 オートホワイトバランス
花嫁さんに親身になってくれる先生
投稿日:2009年6月9日
先日、神前挙式の撮影で一緒にお仕事をさせていただいた着付けの先生は、良心的な価格ながら、新郎新婦の為に親身になって下さる素晴らしい方達でした。
当日は六本木駅近くの出雲大社で、挙式は白無垢&角隠しで執り行われたのですが、挙式後には、
「まず、綿帽子に変えて写真を撮ってあげて下さい」
続いて、
「今度は色打ち掛けでも撮ってあげて下さい」と、普通なら衣装は白無垢か色打ち掛けのどちらかを、そして、頭は角隠しか綿帽子のどちらかを選び、他は追加料金となるところがほとんどだと思うのですが、先生のところでは、ご厚意で全てを込みでやって差し上げていたのでした。
おまけに、カメラマンの私にもとても親切で、簪など小物の撮影はいつも部屋の隅っこで小さくなってやるところを、明るい場所に移動させてもらって行うことができました。この日は雨で、外光が入る窓もなかったので、本当にありがたかったし、何より全て新郎新婦様の為になるので、こうした方達と一緒にお仕事をさせてもらえるのは本当に嬉しいです。
和装のレンタル&着付けをお考えの方には是非お薦めしたいお店なので、詳細についてお知りになりたい方はぜひお問い合わせ下さい♪
和装姿も花嫁さまから掲載許可を頂いたものだけ、ちょっとだけお見せしますね♪
〜撮影データ〜
簪の画像
ニコンD700
AF NIKKOR 50mm/1.4D
マニュアル露出 絞りF2.5 シャッタースピード 1/60秒(1枚目画像) 1/160秒(2枚目画像)
ISO 500 オートホワイトバランス
明日は六本木へ
投稿日:2009年5月29日
明日は結婚式の出張撮影で、六本木に行ってきます。撮影後もし余力があったら、森美術館で、万華鏡の視覚も見てきたいなと思っています。
六本木での撮影は初めてなので、楽しみです♪。
〜撮影データ〜
ごめんなさい。ずいぶん前に加工したので、データが残っていませんでした。
我が家にお招きするように
投稿日:2009年4月25日
好きな人が出来て結婚する事になった時、結婚式を行うと決めたら、まず会場選びに悩むと思うんです。結婚式場、ホテル、レストラン、邸宅など、それぞれに良さがあると思うのですが、先日はホテル内のレストランにて行われたパーティーで、花嫁のお母様の優しい心配りを感じました。
それが上の写真なのですが、このしだれ桜、花嫁様のご実家のご近所で、ちょうどこの結婚式の日に見頃を迎えたそうで、長く海外にいらした新郎のお母様にもご覧頂きたくて、わざわざ持ち込まれたようです。
そしてこのエントランスに生けられたバラの花も、花嫁様のご実家の庭で咲いたものなのだそうです。
生け花にはお客様をおもてなしするという意味があると思うのですが、ご実家で咲いたばかりのバラや、観賞期間の短い桜を見て楽しんで頂く事で、我が家にお客様をお迎えするようなお気持ちでいらっしゃるんだろうなぁと思いました。
慌ただしい結婚式の日に、こちらのお母様のように、細かなところまではなかなか行き届かない場合が多いでしょうし、またその気持ちはあっても、持ち込むことを快く受け入れてくれる所とそうでないところもあるかもしれません。
会場選びには、立地条件や収容人数、バリアフリーであるかどうかなど、優先順位はそれぞれにあるかと思いますが、お客様のご要望に親身になって対応してくれるホテル ヴィラ•デル•ソルで、親しい方々をお招きして行うお披露目会や、ご親族の皆様でのお食事会、是非お薦めいたします。
〜撮影データ〜
ニコンD200
AF-S DX Zoom-Nikkor 17-55mm f/2.8G
絞りF2.8 シャッタースピード 1/50秒
ISO感度 バラ200 / 桜500 オートホワイトバランス
ストロボ使用
ドレス選びに一言
投稿日:2009年4月24日
結婚式のドレスを選ぶ際、結婚式場やホテルで式を行う場合には、たいがい提携しているドレスショップを薦められる事と思います。
私もそうでしたが、女性は、「自分が結婚する時には、こんなデザインのドレスが着てみたい」という希望を持っていると思います。その思い描いているイメージと、会場の広さや雰囲気がマッチし、実際にそのドレスを試着してみた時に似合えば何も言うことはないのですが、なかなか自分1人では分からなかったり、決められなかったりする場合もありますよね。
そんな時に頼りになるのが、多くのお客様のドレス選びをお手伝いしてきた、ショップの店員さんだと思うのです。その店員さんの中でも、“お客様の側に立ってサポートしてくれる人”を是非見つけてください。
以前よく撮影に入らせて頂いた会場では、専属のドレスショップもありましたが、どの花嫁様も、ドレスのラインを出すために、8センチから15センチ程のヒールの高い靴を履かなければならず、普段ぺたんこ靴で過ごしている方は、慣れていないので歩きにくいとおっしゃっていたし、おめでた婚の花嫁さんは、階段を下りる際、足下が見えなくてとても怖いとおっしゃっていました。また披露宴の後半には、足の痛みに耐えかねて、お客様から見えないところで靴を脱いでいる方もいらっしゃいました。
こんな場面に何度も遭遇していると、ドレスのための花嫁さん??? なんか違うよねと思ってしまいます。
ドレスショップ ラレンヌの広瀬さんとは、何度も一緒にお仕事をさせていただいたことがあるのですが、こちらのドレスはシンプルな中にも華があり、またレストランウェディングのようなあまり広くない会場でも、スマートに立ち回ることの出来る素敵なドレスが多いのです。
昨日確認させて頂いたところ、マタニティードレスにも対応しているそうで、軽く上質な素材を使用しているので疲れにくく、お腹の膨らみに合わせて、少し余裕を見て1月前に縫い上げてくださるそうです。ドレスの長さもお客様に合わせてお作りするので、高いヒールを履く必要もないそうです。妊婦さんに優しいということは、そうでない花嫁様にも楽だということなんですよね。
いかにお客様の状況を探り、それに似合ったものを提供するか、それができるのが、プロのドレス屋さんのお仕事なのだと思います。皆さんも是非納得のいくドレス選びをしてくださいね♪