結婚式と家族写真の出張撮影 HIROMI PHOTO

さつまいも汁 〜料理撮影編〜

投稿日:2008年10月28日


うーたんがせっかく大きなさつまいもを掘ったので、いろいろなお料理に挑戦してみようと考えていたところ、保健センターで「野菜の角切りスープ」を頂く機会があり、コレだ!と真似させてもらう事にしました。

元のレシピ(4人分)は以下です。
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にんじん 80グラム
たまねぎ 80グラム
かぼちゃ 160グラム
セロリ  20グラム
キャベツ 40グラム
ベーコン 20グラム
ひよこ豆 80グラム
ブイヨン 5グラム
水    600cc
サラダ油 小さじ1

1 野菜とベーコンは1センチ角に切る。
2 鍋に油をしき、ベーコンを弱火でゆっくり炒め、かたい野菜から順に加え、ひよこ豆も加え、さらに炒める。
3 水、ブイヨンを入れ、柔らかくなったら出来上がり。
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材料は家にある野菜でも良いんじゃない?と早速アレンジして作ったのが上の画像。野菜を小さく切るので驚く程早く出来、簡単!ちょっぴり煮汁が黒ずんじゃったけど、お味は上々でした♪

〜撮影データ&撮影法〜
前日のさつまいもご飯の画像は、夜撮影したので器の影が濃く汚く出てしまいましたが、日中に窓際でレースのカーテン越しに撮ると、ライティングなどしなくても、上のようにわりと綺麗に撮る事が出来ます。

NIKON D200 AF NIKKOR 50mm/1.4D 絞りF2.5  シャッタースピード 1/125秒  ISO 400 ホワイトバランス オート 
手前にレフ板を置いて、器の前方側を明るくしています。
またアングルは、実際に食卓に着いてお料理を見る(頂く)ときの角度が良いと言われていますが、それを基本に、自分が一番美味しそうだと感じる場所を探して、シャッターを切ればよいのではないかと思います。
 ただしあまり撮影に時間をかけすぎると、盛りつけた直後の美味しさが感じられなくなってくるので、撮影場所のセッティングなどは盛りつける前に決めておくと良いでしょう。

最後に、この汁物は私が作ったので見栄えが悪いですが、本来なら、お芋が煮崩れておらず、お料理から湯気が立っているのがベストです。苦笑

写真教室を終えて

投稿日:2008年10月22日

〜撮影データ〜
ニコンD70 AF NIKKOR 50mm 1.4D 絞りF5.6  シャッタースピード1/500 ISO 200  オートホワイトバランス ストロボ使用

先日18日、川堀会館にて写真教室を開かせて頂きました。参加者の皆様には、私のつたない講座を最後まで聞いていただきありがとうございました。

今回は「こどもの写真をより良く撮るには?」とテーマを絞ってもらっていたのですが、その中でも、
「動いているときのこどもを撮るのが難しい」と事前に情報を得たので、そのことについて資料を作ったり、お話させて頂いたりしました。

具体的には「シャッタースピードを早くして動きを止める」(イメージは上の画像)と、「シャッタースピードはやや遅めで、背景をブラし、動感を強調する」(イメージは下の画像)
実際には会館内の和室で、お子さん達に協力してもらいながら、皆さんに実際に撮影していただきました。

終わってみると、限られた時間の中で伝えたい事が多すぎて駆け足になってしまったり、もっとああすればよかった、こうすればよかったと反省点だらけでした。まず第一に、いきなり難易度の高いテーマにしてしまったので、もう少しおとなしめの場面を設定し、『露出補正の仕方』や『アップでの撮り方』、『背景の処理の仕方』『こどもに声を掛けながら撮る』などの基本的な事に重点を置いてやったほうが良かったのではないかと反省しています。

また私がコンパクトデジカメをほとんど使用した経験がない為に、説明が一眼レフカメラに片寄ってしまい、コンパクトデジカメで参加してくださった皆様には大変申し訳なかったと思っています。一眼レフをお持ちの方を対象にすべきだったかもしれません。この場を借りてお詫び申し上げます。ごめんなさい。

今までは自分の好きなように撮るだけだったのですが、人に伝えるという経験をさせて頂いて、私自身もとても勉強になりました。今後は教室で伝え切れなかった事を、気が向いた時にですが、少しずつ記事にしていきたいなと思っています。

〜撮影データ〜
ニコンD70 AF NIKKOR 50mm 1.4
絞りF11  シャッタースピード1/50 ISO 200  オートホワイトバランス  ストロボ使用

 

運動会の撮影 〜リレー編〜

投稿日:2008年10月2日


今日はうーたんが通う保育園の運動会でした。年長さんなので今年で最後になります。心配していた台風の影響もなく、さわやかな秋晴れの中皆精一杯頑張っていました。

〜撮影データ〜
ニコンD200 AF-S NIKKOR 17-55mm /2.8G ED
絞りF4  シャッタースピード1/500 ISO100  オートホワイトバランス
スピードライト SB800 使用

まず運動会の撮影は、場所取りが肝心かもしれません。今日は園生活最後の運動会なので、私も開始1時間以上前に行ったのですが、既に4〜5枚のシートが敷かれていました。(しかも1枚は私が狙っていた場所!)
どこから撮影をするかは、その競技の種類や撮影者の好み、物理的な問題などもあるかと思いますが、リレーに関して言えば、私が好きなのはコーナーです。

膝をつき、走者の速度に合わせてカメラの向きを変えながら、連写機能も使って撮りました。
フォーカスモードはC(コンティニュアスオートフォーカスサーボ)にしています。

ちなみに4年程前に発売されたニコンD70でも、スポーツモードを使って撮ると写りはどうなのか、またカメラ側でどのような設定がなされるのか試してみたところ、以下のような結果になりました。
□ オートフォーカスのエリアモードが、シングルエリアから至近優先ダイナミックモードに変わり、中抜け写真はほとんどなく、ピント精度に関しては想像以上に良かったです。

□ ただ露出に関しては、スポーツモードにお任せすると、絞りF9〜F8、シャッタースピード1/250〜1/320(ISO200の場合)と割と絞って撮影されてしまう事に気づきました。背景もうるさくなってしまうので、個人的にはもう少し絞りを開けて、その分シャッタースピードを速くしたいなと思い、前述の撮影データにあるマニュアル露出で撮りました。

今までD70はサブカメラとして使用し、認識が甘かったのですが、今回「より良いこどもの写真を撮るには」というテーマをいただき、一般の方は一眼レフの高級機よりも、中級機や入門機、コンパクトデジカメを持ち、それについてのアドバイスを求めているのではないだろうかと、改めてD70の取り扱い説明書を読んだりしています。
D70のような古いカメラでも連写も出来ますし、オートフォーカスのモードを「レリーズ優先(AF-C)」にし、オートフォーカスエリアモードを「至近優先ダイナミック」に設定すれば、動きのある被写体をピント合わせはカメラに任せて気軽に撮影することができます。

また私はニコンユーザーなので、ニコンの説明書にある言葉でしか説明出来ませんが、キャノンなどメーカーは違っても、同じような機能があるのではないかと思います。モード名など言い方は少し違うかもしれませんが、どうぞ取扱説明書と仲良くしてみてください。写真上達の秘訣かもしれませんよ♪

秋を感じた日 〜花の撮影編〜

投稿日:2008年10月1日


先日家族でお散歩中に、畑の横でコスモスが咲いているのを見つけました。先週まではまだ蒸し暑いなぁ〜なんて思う日が多かったのに、このところ一気に秋づいてきた感じがします。

この日はあいにく小雨が降りそうな曇り空でしたが、せっかく見つけたコスモスなので3〜4枚シャッターを切ってみました。(あまりゆっくり撮っていると置いていかれるので、大急ぎで良さそうなアングルを探しました。笑)
選んだのは、色違いの花が並んで咲いているところ。まるで、“私を見て!”と競い合っているようです。

欲を言えば、画面の奥側から光が差し込んでくれたら、もう少し印象的な写真になったと思うのですが、曇りの日は強い影が出ず花の色が濃く出るので、それはそれで良しと言い聞かせる事にします。

〜参考までに撮影データです〜
ニコンD70 ニッコール50ミリF1.4D/ 絞りF2.5  シャッタースピード1/500 ISO感度200 オートホワイトバランス

撮影時に気をつけた事は、風が吹いている時にシャッターを切ると花がブレてしまうので、風がおさまった時に、脇を閉めて息を殺して(笑)シャッターを切っています。なおここは畑で人がいなかったのですが、民家の庭先にある花などを撮らせてもらいたい場合には、その家の方にひと言声を掛けて撮らせてもらうようにしています。
ちなみに一度いいなぁと思って撮らせてもらった庭先には、その季節だけに限らず、年間を通して花が咲くように手入れされていることが多いので、初めにきちんと挨拶をすると次回からも快く撮らせてもらえます。

ウッキー (〜躍動感ある写真を撮るには〜)

投稿日:2008年9月29日

息子達が野球の練習をしている横で、かわいいお嬢ちゃん達と撮影会をしちゃいました。
とっても元気な子たちなので、まずは3人でジャンプすることをリクエスト!
かけ声は私とリーダー格のRちゃん担当です。ポーズは3人で相談して決めてもらいました。

ちなみにこのカットはジャンプの中の8カット目。真ん中のNちゃんはちょっと疲れちゃったかもしれないけれど、“ウッキー”のポーズが彼女達らしかったので掲載はこれに決め♪

そして前にもちらっと書いたのですが、10/18に町民の方15組を対象にミニ写真教室(仮題)を開催することになりました。
こどもの写真を撮る時のこつというか、私が撮影時に気をつけている事を、時間を作って来てくださる方に少しでも伝わればいいなぁと思っているのですが、大勢の前で話すのは苦手だしどうしようと今からドキドキしています。
なので、ちょっとブログで予行練習させてくださいね。

実はママ友から、「こどもが動いている時は、ブレてしまったり、枠からはみ出してしまってうまく撮れないの」という情報をいただきました。この場合のブレは、シャッター速度が遅いので、こどもの素早い動きを写し止められなかったのだと思います。

そういった場合には、お持ちのカメラの説明書を見ながら、シャッター速度をより早く切れるように設定を変更してみましょう。取扱い説明書を開くのは面倒だとお思いかもしれませんが、自分のカメラは何が出来て、何が出来ないのかを知る事はとても重要だと思います。

話を元に戻しますね。例えば私がこの日使ったカメラはニコンD70、一般ユーザー向けに2004年春発売されたものですが、撮影したい状況に合わせて(ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツなど)撮影モードダイヤルをセットするだけで、カメラが自動的にそれぞれに最適な状態にセットしてくれる便利な機能があります。(コンパクトデジカメの多くにもこの機能は搭載されています)
ですから、難しい仕組みが分からなくても、動きのあるものを撮る時にはスポーツモードにすれば、カメラ側がより早いシャッタースピードを選んでくれます。

また上記の方法の他に、自分の好きな(普段使用している)露出モードから、シャッタースピードをより早くする方法もあります。

□ S シャッター優先オートで撮る場合 
屋外では、1/500秒や1/1000秒など早いシャッタースピードをセットして撮影してみましょう。(絞りはそれに合わせてカメラが自動的に設定してくれます。なお、室内のスポーツ撮影の場合などは、感度を800や1600に上げて撮影しましょう。)

□ A 絞り優先オートで撮る場合
絞りをF2.8やF4など開け気味(小さな数値)にして撮ってみましょう。それによりシャッタースピードが早く切れます。

ちなみに私はマニュアル露出で撮りました。
〜撮影データ〜
ニコンD70、ニッコール50ミリF1.4D、絞りF4、シャッタースピード1/1250秒、オートホワイトバランス、ISO200

“シャッタースピード”がまず重要なキーワードでしたが、それが理解出来たら、撮影時は声を掛けながら自分も楽しみ、シャッターは一度切りでなく、納得いくまで上手に誘導して何枚も撮らせてもらうのがよいかと思います。

いかがでしたか?
次回はいつになるかお約束は出来ませんが、また写真教室の準備として記事にしていきたいと思っています。よろしくおねがいします♪