結婚式と家族写真の出張撮影 HIROMI PHOTO

なぜ結婚式をするのか

投稿日:2010年5月6日

こんにちは、出張カメラマンのhiromiです。
今朝は久しぶりに学校までこども達と歩きました。アスファルトの照り返しが暑く、まるで初夏のようでした♪

さて、今日は以前撮影させて頂いたお客様が、結婚式について、とても明確にその思いを綴って下さったので、皆様にもご紹介したいと思います。掲載にあたり許可を頂いています。(この文章だけでなく、HIROMIPHOTOサイトやBLOG内の記事や写真を、無断で使用することはご遠慮願います。もし使用したいものがある場合は、お申し出くださいませ。)

villa

<結婚式について>

この結婚式のコンセプトについてお話します。
私は元来目立つことや、いわゆるすごくガーリーなことが苦手なのです。
(雑誌でいうとcancan、oggiとかよりもananとかフィガロとかのほうが好みです。)
なので、結婚式をするつもりはありませんでした。
ただ、結婚は家族と家族の融合ですので、結婚式をすることが互いの家族や親戚たちを紹介しあうために一番よい方法だと思って決意しました。また、よそのうちと比べてかなりリベラルな私の両親も、口には出さないまでも心の奥底では娘の結婚式を見たいという思いがあったようでした。娘にとって父親に花嫁姿を見せることは最高の親孝行だと思います。さらに、大切な家族・親戚たちと一緒に楽しいひと時をすごすことが出来たなら、これ以上のプレゼントはありません。
そういう思いから、気取らない、アットホームな結婚式を企画しました。
形式にとらわれない、新郎新婦が主体的に携わる式です。家族や親戚だけの小さい式だからこそできる、リラックスした雰囲気で時間を愉しむようにしたいと考えています。

会場には、100年以上の歴史を持つ海辺の洋館を選びました。
彼の生まれ育った町で式を挙げたいと思ったのと、流行りの「チャペル風」「邸宅風」という作られたものではなく、100年以上も雨風に吹かれながら建ち続ける、正真正銘の西洋建築の建物で、「本物」を追求したウェディングにしたかったのが理由です。
人の手であえて作られたものには、どこか安っぽさが見えます。
新しいものはお金を出せば手に入りますが、石壁に刻まれた歴史は時を越えてこの建物を遺そうとした先人たちのたゆまぬ努力の賜物です。
「本物」だからこそ感じられる味わいやホスピタリティが伝わる写真をお願いします。

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これは実際にお会いして打ち合わせをした後、それを補足する意味で、お客様が送って下さったメールです。

現在はさまざまなご事情から、結婚式を行わないという選択をされる方もあると思うのですが、結婚式場に大勢のお客様をお呼びして行うのだけが結婚式ではないと思うのです。もちろんそういったスタイルも有りますが、ご家族やご親戚のみで行う結婚式や、お披露目のお食事会を行うだけでも十分だと考えています。
ご友人達へのお披露目は、また日を改めて、カジュアルな会費制のパーティーを企画しても良いですしね♪

私でよろしければ、写真に限らず小さな結婚式のお手伝いも致しております。どうぞお気軽にお声かけ下さいませ♪