結婚式と家族写真の出張撮影 HIROMI PHOTO

運動会撮影時のカメラ設定〜hiromiの場合〜

投稿日:2011年5月23日

こんばんは、出張カメラマンのひろみです。毎度ご無沙汰していてごめんなさい。おかげさまで元気にしています♪

さて、一昨日の土曜日は中学校の運動会でした。広報委員のとっても目立つ黄色い腕章をして、朝から一日撮影をしていました。そうしたら、知り合いのお母さんが近寄って来て、
「最近、旦那が一眼レフを買ったのだけれど、どのモードで撮ったらいいの?」と聞くのです!

運動会当日になって、しかも、もうすぐそのお子さんのリレーが始まるというのに、一体どんなアドバイスができるというのでしょう。(私が代わりに撮った方が早いわ〜。笑)

なので、運動会がまだこれからのお父さんやお母さんにお伝えしたくて、今日はブログを更新したいと思います。
ぜひ、ぶっつけ本番ではなく、試し撮りをたくさんしてください!!そして、ご自分のカメラの機能を再確認して下さい♪

具体的には、公園などの広く安全な場所で、お子さんにカメラに向かって(下の写真のように前後方向に)走って来てもらい、連写機能があればそれを使ってバシバシ撮ってみましょう。

露出モードに関しては、私が使用しているカメラの場合は、プログラムオート、シャッター優先オート、絞り優先オート、マニュアルの4種類ですが、お使いのカメラによっては、スポーツモードなどもあるかもしれません。
いろいろなモードを試してみて、ご自身が一番使いやすいと感じたものを使っていくとよいと思います。

ちなみに、私のこの日のカメラ設定等は、
nikonD700・AF80-200/f2.8・ISO400・オートホワイトバランス・マニュアル露出・コンティニュアスAFサーボ(予測駆動フォーカス)
シャッタースピードと絞りは、それぞれの写真の下に記してあります。

仲間を作ろう

絞りF4.5・シャッタースピード1/2500秒

初めはピンボケばかりかもしれませんが、何度か試して行くうちにコツがつかめてくると思います。
なお、フォーカスは予測駆動フォーカスと言って、シャッターボタンを半押ししている間は被写体の動きに合わせてピントを追い続けるモードに設定しています。ご使用のカメラによっては、「動体予測AF」などと、言い方が多少違いますが、そのような機能があったらぜひ使ってみましょう♪

次に、今度はカメラの前を横切るように(下の写真のように左右方向に)お子さんに走ってもらいましょう。

一年生全員リレー

一年生全員リレーにて
絞りF4.5・シャッタースピード1/2000秒

こちらは、こどもの走るスピードに合わせて、カメラの向きも変えながらシャッターを切っています。難しく感じるかもしれませんが、何度かやってみるとコツがつかめてくると思います。

さて、これでふたつの撮影方法をすごく簡単にご説明しました。どちらの方法がやりやすかったか、また、その撮影を生かす為には、運動会当日にどこを撮影ポジションに選んだらよいのか、お子さんとプログラムや撮影可能な場所等も前日のうちによく確認しておかれるとよいと思います。

2年生リレー

2年生リレーにて
絞りF4.5・シャッタースピード1/2500秒

小ムカデ競走

小ムカデ競走にて
絞りF4・シャッタースピード1/4000秒

もうすぐゴールだ!頑張ろう!

ゴールはすぐそこなのに、転んでしまったムカデさん。
絞りF4・シャッタースピード1/4000秒

〜最後に〜
シャッターを押せば、誰でも簡単に写真が撮れる時代ですが、より良い写真を残したいと思ったら、取扱説明書と仲良くなるのが近道だと思います♪もちろん初めから最後まで全部読んでくださいなんて言いません。笑

索引から「シャッタースピード」や「動体予測(予測駆動)」など、気になった言葉だけでも調べてみると良いと思いますし、もしも「こんな時には?」(ニコンの取説には、最後の方に載っています)というようなページがあれば、そこだけを拾い読みしてもよいと思います。

少し知識を身につけたら、後は実践あるのみです。プロでも、たった一度のシャッターチャンスで、決定的瞬間を捉えるのは難しいもの。楽しく試し撮りをして、当日までに腕を磨いておきましょう♪

さて、お知らせです♪
現在ホームページをデザイナーさんに作り替えてもらっています。そして、その最終段階として、ブログも、新しいホームページに合わせてデザインしていただくことにしました。
そのため、一週間程ブログの更新をお休みさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。