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今時の給食事情

投稿日:2012年6月6日

こんばんは、ひろみです。
今日は次男の通っている小学校で、給食試食会があり、行って参りました♪

実は、前回学校の授業のお手伝いをさせて頂いた際に、一日がかりだったこともあり、学校側の配慮で6年生と一緒にお給食を食べさせてもらう機会があったのですが、その献立にあまりにびっくりしてしまって、今日の試食会もとても気になっていたのでした。
上の写真が、3月にお手伝いをさせて頂いた時のものです。

おかずは、五目きんぴらとウズラの卵を煮付けたもののみ。3月だというのに、温かい汁物もなければ、おひたしのようなちょっとした一品もなくて、本当にびっくりというか、がっかりしました。

昨年度は、町の予算の関係で、栄養士さんが小学校にほぼ不在ということも良くなかったようなのですが、それにしても、育ち盛りのこども達にこれでは物足りないんじゃない?という思いはぬぐいきれませんでした。

そして、今日のお給食はこちら↑具沢山のスープがあって、プルコギも野菜がたくさん入り、彩りが綺麗だったのでまずはホッとしました。笑
献立には、プルコギのっけごはん、牛乳、レタスとたまごスープ、アセロラゼリーとあります。

プルコギは辛いのかな?と思いましたがそんなことはなく、スープと共にとても美味しい味付けでした。スープにも、レタスとたまごの他に、人参や鶏肉、小松菜、玉ねぎなどいろいろ入っていて満足感たっぷりでした。

今年度から新たに着任された栄養士の先生が、食事の前後にいろいろとお話もしてくださいました。
*おかずをもう一品欲しいという声も頂くのだけれど、給食は限られた予算の中で作っているので、2品ぐらいになってしまうとのこと。
*一食当たりの平均価格は約237円であること。
*おかずに魚を出して欲しいと言う声も聞くのだけれど、魚は一切れの値段が高いので、なかなか出せないとの事。
*牛肉は価格的にも高いので、豚肉や鶏肉などで工夫していますとのこと。
*食器は割れても破片が飛び散りにくい、強化磁器の器を使っているとの事。(定価は1枚1000円以上もするそうです)
*お盆の大きさに対して、器をこれ以上乗せる事は難しいので、どうしても○○丼のように、ご飯の上におかずを盛りつける事が多くなってしまうとの事。
*なるべく旬の野菜を使い、春から夏にかけてはサラダ等にし、秋から冬にかけては体を温めるスープなどにして出すようにしたいとのこと。
*干し椎茸は、産地に気をつけて使っているとのこと。
*家庭で取りにくい栄養素であるカルシウムは、一日の所要量に対して、50%を学校給食で摂れるように考えているとの事。
等々、これまで疑問に思っていた事や、不安に思っていた事をとても丁寧に話して下さって、だいぶ不信感が消えました。

有り難いな〜と思う事がたくさんあって、本当に今回行って良かったと思ったのですが、強いて言えば、やっぱりご飯はご飯茶碗を手で持って食べさせたいし、お箸を使わせて欲しいな〜と思いました。平たくて大きなお皿を持ち上げて食べる事は、こども達では重くて難しいんですよね。
今日はアンケート欄に自由に意見を書き込むことができたので、もちろん上記の件もお願いをしてきました。

学校給食の目標も素晴らしかったので、転記しておきたいと思います♪
*適切な栄養で、健やかな体をつくる
*食べる事の大切さや喜びを知る
*給食を手本に望ましい食べ方を学ぶ
*自分で考え、選んで食べられるようになる
*いつも感謝の気持ちをもっていただくことができる
*他人のことを考えて気づかい、学校生活を豊かなものにする
*伝統や歴史を学び、地域の食の文化を未来に伝えていく

これからも、この美味しくて安全な給食がずっと続いてくれることを願ってやみません。