結婚式と家族写真の出張撮影 HIROMI PHOTO

大統領就任演説を聞いて

投稿日:2009年1月21日

桜木公園にて 1/17

今日はオバマ大統領就任のニュースで持ち切りですね。一昨日寄った銀座の書店でも、オバマさんの演説入りCDや本の特設コーナーがあり、人気ぶりが伺えました。多くの方が、今までとは違う、大きな改革を行ってくれることを期待しているのでしょうね。

就任演説を聞いて、これまでは政治をあまり身近に感じられなかったのですが、日本に住む私たち国民ひとり一人も、もっと政治に責任を持ち、大胆で根本的な見直しをして行く為に必要な声を挙げて行くべきではないのかと感じました。

例えば、今国会でも審議されている定額給付金については、「わ〜い、臨時収入だ、ラッキー」と、単純に喜んでばかりはいられないんですよね。そのお金の出所はいったいどこなの?それをやる事によって、もし国の借金が更に増えてしまうようなら、本当にそのお金を必要としている人だけに行き渡る仕組みを考えた方が良いのではないの?と。

不景気の影響で突然仕事を失ったり、住むところも無くなってしまった派遣社員や契約社員の方々は、本当に大変な思いをされていると思います。定額給付金として配るよりも、失業した人の住宅確保や職業訓練の充実、それに介護現場の人手不足解消にあてるといった案が出ているようですが、それが通ると良いですね。

それから、前々から思っていたのですが、国の借金がどんどん増え続けて行く日本って、不安じゃないですか?ちなみに借金の残高は今年度末に553兆円になる見込みなんだそうです。(試算方によってはもっと借金の額が多く記載されているサイトもあります)
おおざっぱに計算して、国民1人当たり約500万円の負債とすると、ウチは4人家族だから2000万円の負債を抱えている事になりますが、そんな借金を返しながら生活していくって容易な事ではないはずです。

本来ならば予算を組む時に、収入に見合った支出になるように調整するのが、一般家庭や企業でも常識だと思うのですが、なぜそれが出来ないのでしょう。毎年赤字が増え続けたら破産してしまいますよね。今後は国債は発行しない、それと同時に支出の無駄をなくす事を本気でやっていかないと、日本が崩壊してしまう時が来るのではないかと恐ろしくなります。

この国にも、オバマさんのような指導者が欲しい。国民が覚悟を決め、責任を持ち、自ら政治に参加しようという気持ちになるような指導者が。そんな事を珍しく真剣に考えた日でした。

〜撮影データ〜
ニコンD700
AF NIKKOR 28-105mm /f3.5-4.5D
絞り優先オート (+0.7補正)絞りF5.6 シャッタースピード1/200秒
ISO200  ホワイトバランスオート