昔の写真撮影は
投稿日:2011年7月26日
こんばんは。出張カメラマンのひろみです。
年のせいとは思いたくないのですが、ブログの更新がその日のうちに出来ず、少しずつ遅れて行ってしまう件、どうぞ温かく見守っていただけると嬉しいです♪
さて、日曜日は東京まで写真展を見に行ってきました。「photo is 家族の絆展」→コレクション展「こどもの情景ーこどもを撮る技術」→「世界報道写真展2011」の3つをゆっくりと回りました。
2番目に見学した「こどもを撮る技術」の会場では、1827年頃には、写真を撮る為になんと8時間もの露光時間が必要だったことを知りました!これは光量の少ない室内での話ではなく、昼間の屋外の光量を用いても、だそうです。
昔はごく一部の富裕層が、家族写真を残したい為に技術者に撮影を依頼し、じっと動かずに写真を撮ってもらったそうですが、こどもに長時間おとなしくさせるために、親がこどもの手を握ったり、手足が動かないように着物をぎゅっと押さえたりしていたのだそうです。涙ぐましい努力ですね〜。
しかし、それでも押さえきれなかった部分が動き、動いてしまった部分はブレて、鮮明な画像にはなりませんでした。
それに比べて、今は何百分の一秒や、何千分の一秒でも写真が撮れるのですから、昔の人からは考えられないくらいの進歩ですよね。写真技術の向上に携わって来た人々に感謝しながら、これからもお客様に喜んでいただけるよう頑張りたいと誓った一日でした♪
シャッタースピード 1/640秒 絞りF9 ISO感度 320 D700 ストロボ使用
暑さが少しでも和らぎそうな写真を選んでみました♪明日も良い一日でありますように〜