結婚式と家族写真の出張撮影 HIROMI PHOTO

オリジナル誓約文

投稿日:2010年3月12日

こんばんは、出張カメラマンのhiromiです。今日は久しぶりに結婚式の話題を♪

新郎様は韓国系アメリカ人、そして新婦様は日本人。ふたりが話す時の言葉は英語です。通常、挙式時の誓いの言葉は牧師様がしゃべり、それについて「はい、誓います」と応じてゆくのが一般的ですが、こちらのおふたりはそれぞれにオリジナルメッセージを贈りました。

オリジナル誓約書

以下は新郎新婦様の許可を得て、意訳文をご紹介させて頂きます。

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ユージンへ(新郎様へ)

二人が海を越えてインディアナの大学院の経営学部で、チームメイトととして出会ったことは、正に奇跡のようで、神の意図を感じざるをえません。
二人で一緒にこれからの人生を歩もうとするまでに、愛を育んでこれた事に感謝の気持ちで一杯です。

貴方は私が知りうる中で、もっともリベラルな考えの持ち主です。人に自然に親切に接することができ、そしてご両親と神様から与えられたように、他人にも愛を与えることのできる人です。

私はここに誓います。貴方が笑う時も、悲しい時も、健康な時も、病める時も、貴方が安らいでいる時も、不安な時も、そして貧しい時も、富める時も、ずっと貴方のそばにいます。

私たちの愛は、神様からの授かり物です。だから、貴方の聞き役になり、励まし役になり、慰め役になりながら、ずっとそばにいます。

一人だけの時よりも、二人で歩むことで、必ずもっと沢山のことが可能になるのですから。

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貴子へ(新婦さまへ)

もう7年も一緒にいるんだね。何千キロも離れていた時期もあったけれど、僕たちは負けなかったね。出会うことさえ、信じられないような確率だったから、こうやって今愛を誓うことができるのは、神様からの祝福に他ならないと思う。

貴子は私が出会った中で、もっとも心の優しい人。だから君を今、そして将来、ずっと愛し、誇りに思い、尊敬の念をもって、大事にします。
君は、僕の欠点も弱さもすべて受け入れてくれる。それが僕に力を与えてくれ、より良い自分になることができる。

家族として君と一緒にすごす新しい生活がとても楽しみだ。

山あり谷ありの、そしてその中間もある人生、ずっとそばにいるね。

今、われわれを愛してくれている皆さんの前で、二人で新しい人生の一章を始められることに心から感謝します。
これから一生、愛情を持って貴子の支えになることを、僕はここに誓います。

*******ここまで************************************************************************

ご本人は、
「英語だと照れなかったけれど、日本語にすると、ちょっと…」なーんておっしゃっていましたが、とっても素敵ですよね〜。
教会によって、オリジナル誓約文ではいけないところもあるのでしょうが、出来る事なら結婚する全ての男女にこの方式をお薦めしたいくらい。笑

あ〜、私も主人と結婚する時、こんなふうにきちんと自分達の言葉を発すれば良かったし、自分も言って欲しかったなぁ〜。笑